9月より月・火・金は「小児科」「耳鼻科」どちらも受診可能です

診療時間は下記のとおりとなっております。

9月より、月曜・火曜・金曜に、ご要望がたくさんありました小児科と耳鼻科の2診体制を開始します。お子様の健康を考え、私たちが心強いサポートを提供いたします。おこさまの体の不調や発育の悩み、そして耳や鼻の問題に関しても、安心してご相談ください。
小児科と耳鼻科で診療時間が違います。あらかじめご了承くださいませ。

総合的に判断可能です

2診体制には多くのメリットがあります。まず第一に、お子様の健康状態を総合的に把握することができます。例えば、鼻づまりや耳の痛みが小児科的な問題なのか、耳鼻科的な問題なのかはっきりと判断することができます。また、小児科と耳鼻科の医師が同時に診療することで、より効果的な治療プランを立てることができます。

小児or耳鼻科?どちらか迷ったときも安心

2つの院を受診する必要がなく、受診の回数や待ち時間を減らすことができ、ご家族の負担を軽減することも可能です。お子様の健やかな成長と発育のために、小児科と耳鼻科の専門医が連携して最善のケアを提供いたします。安心してお越しください。

迷ったときはご参考にしてください

小さな子供は抵抗力が弱く、咳、鼻水、発熱などの症状が頻繁におこります。 小児科と耳鼻科のどちらにかかるべきか明確ならば困りませんが、咳・鼻水・発熱の際に悩むことが少なくありません。
 小児科は聴診器を使って呼吸状態の異常を診断したり、子どもの全身状態の変化を把握するのが得意です。一方耳鼻科は、耳、鼻、咽喉の異常を診断し、鼻水吸引・鼓膜切開など適切な処置をするのが得意です。
 軽症ならばどちらにかかっても良いのですが、問題は症状が重い場合や長引く場合です。

咳が主な症状の場合
 感冒(かぜ)によることが多いですが、症状が重い場合や長引く場合は肺炎、喘息、気道異物などを見逃さないために、まずは小児科受診をお勧めします。
 咳の原因としては、耳鼻科が取り扱う疾患である副鼻腔炎でも鼻水が咽喉にまわってしつこい咳が続きますが、咳・喘鳴が異物によるのか、他の原因なのか、耳鼻科で判断するのは困難です。 まずは小児科を受診し、必要ならば耳鼻科受診を勧めてくれるでしょう。(気道異物の診断が出ましたら、手術は耳鼻科が専門です。)


鼻水が主症状の場合
 治りが悪い場合はアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎など鑑別を行う必要があります。 鼻水分泌を止めるのか、排出を促すのかは間逆の対応です。忘れてはならないのが中耳炎で、ほとんどが鼻や咽喉の炎症が原因となります。
 しかし鼻水貯留や耳痛に気づかない場合も多く、鼻や喉元が苦しそう、機嫌が悪いなど、子どもの変化に注意することが重要です。
 鼻水が主症状の場合は、中耳炎も含め、耳鼻科受診をお勧めします。 小児科でも急性中耳炎の診断、抗生剤治療までは可能なことが多いのですが、確実ではなく滲出性中耳炎の診断、対応は困難です。 滲出性中耳炎では聴力が低下し、言語発達に影響する上、急性中耳炎が再発しやすいのです。
 耳痛がなければ治ったと勘違いするお母さんも少なからずいらっしゃいます。 小児科で中耳炎と診断・治療を受けた場合でも、必ず耳鼻科で治癒確認を受けましょう。

発熱の場合
 2〜3日で解熱する、食欲があり水分摂取できる、眠れるなど全身状態が良ければそれほど心配ありません。 水分が摂れない、あまり動かない、尿が少ない、4日以上発熱が続く場合は小児科受診をお勧めします。
 理由は、呼吸器疾患以外の原因や全身状態の把握、脱水の評価と対応などは小児科が専門だからです。(状態の悪い小さなお子さんの採血や点滴は、小児科医でなければ困難です。)
 一方、発熱が長引く原因が中耳炎によることもありますが、症例が多くありません。 したがって、お子さんが今まで中耳炎を繰り返している場合には、まず耳鼻科を受診してください。 同時にお願いしたいのは、アデノウイルスや他の感染症に罹患していないか等、確認するために、小児科も必ず受診することをお勧めします。

ご注意点

●耳鼻科は16時までなので夜までの診療は行っておりません。
●火曜のみ小児科は14時からの診療であり午前中の診療は行っておりません。
あらかじめご了承ください。

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