卵白アレルギーで「少量ずつ」と言われたけれど…固ゆで卵が大変なご家庭へ

卵白アレルギーのお子さんをお持ちのご家庭では、「少量ずつ食べて慣らしていきましょう」と説明を受けることがあります。その際、よく選ばれるのが固ゆで卵の卵白です。加熱が十分で、量を調整しやすいという理由からです。

ただ、実際に毎日の生活に落とし込むと、
「毎回20分かけて固ゆで卵を作るのが大変」
「忙しい朝や夕方にそこまで手が回らない」
という声をよく耳にします。これは決して特別なことではなく、多くのご両親が感じている正直な負担です。

さらに、固ゆで卵白はパサつきやすく、少量でも食べにくいという問題があります。せっかく準備しても、お子さんが口に入れた瞬間に嫌がってしまい、親子ともに疲れてしまうこともあります。

そこで一つの選択肢として考えたいのが、固ゆで卵白はパクパ®がおすすめですという考え方です。
パクパ®は、固ゆで卵白を口の中でまとまりやすく、少量でも扱いやすい形状に工夫した食品です。毎回ゆで卵を作る手間を減らしつつ、「少量ずつ」という指示を現実的に続けやすくなります。

アレルギー対応で大切なのは、完璧を目指すことではなく、無理なく続けることです。調理の負担が減ることで、ご両親の気持ちに余裕が生まれ、それはお子さんの食事の雰囲気にも良い影響を与えます。

医学的な方針は主治医ごとに異なりますが、「家庭で続けられるかどうか」は非常に重要な視点です。固ゆで卵白にこだわりすぎず、現実的な方法を選ぶことも、立派な工夫の一つだと考えています。


院長コメント👨‍⚕️

歴史を振り返ると、伊能忠敬は一気に日本地図を完成させたわけではありません。毎日、少しずつ、同じ作業を積み重ねていきました。
卵白アレルギーへの対応もそれとよく似ています。毎回「完璧な固ゆで卵」を作ろうとすると続きません。でも、道具や方法を工夫すれば、歩みは止まりません。
地図作りに必要なのは気合ではなく、継続。食事も同じです。無理のない一歩を、今日も一歩。それがいちばん遠くまで進める方法です。

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