
冬は空気が乾燥し、室内で過ごす時間が増えるため、 子どもたちの感染症が一気に増える季節です。 保育園や学校という集団生活の場では、短期間で広がることも少なくありません。 今回は、小児科でよくみられる 冬に流行しやすい感染症トップ3を解説します。
🥇 第1位:インフルエンザ
冬の感染症で最も有名なのがインフルエンザです。 急な高熱、だるさ、頭痛、関節痛などが特徴で、 子どもでは「元気がない」「食欲が落ちる」といった様子が目立ちます。
📝 ここがポイント
- 突然の高熱が出やすい
- ワクチン接種が最大の予防
- 発症後は無理せずしっかり休養
🥈 第2位:RSウイルス感染症
RSウイルスは乳幼児に多い感染症で、 咳や鼻水から始まり、ゼーゼーとした呼吸が出ることがあります。 特に0〜1歳では重症化しやすいため注意が必要です。
🚑 早めに受診を考えるサイン
- 呼吸が苦しそう
- ミルクや水分がいつもより飲めない
- 顔色が悪く、元気がない
🥉 第3位:感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)
冬に多い感染性胃腸炎は、 突然の嘔吐や下痢で始まることが特徴です。 家族内でうつりやすいため、家庭での対応がとても重要になります。
💧 ご家庭での基本対応
- 水分は少量ずつこまめに
- 無理に食べさせない
- 手洗い・消毒を徹底する
👨⚕️ 院長コメント
冬の感染症対策は、江戸時代の城下町を守った火消しに似ています。 火事が起きてから慌てるのではなく、 日頃から火の元を見張り、被害を広げない工夫をしていました。
手洗い・予防接種・体調管理は、現代の「火消し道具」。 小さな心がけの積み重ねが、大きな流行を防ぎます。 予防は、いちばん賢くてユーモアのある医療かもしれませんね。
※症状が強い、いつもと様子が違う場合は、早めに医療機関へご相談ください。

