こんにちは🍀
今日はRSウイルス(RSV)と喘息の関係についてお話しします👨⚕
RSVにかかると喘息になりやすい。特に乳児期は注意。
RSVは、特に小さな子どもたちにとって非常に重要なウイルスです。RSVに感染すると、喘鳴や喘息のリスクが高まることが知られています。これはRSV感染が原因で気道に炎症が起こり、それが喘息の発症に繋がることがあります。これは、上気道の発達に悪影響を与えるためです。 出典:Manti & Piedimonte, 2022
また、乳児期(〜幼児期)にRSVに感染すると、その後の喘鳴や喘息のリスクが高くなることも分かっています。特に重度のRSV感染は、後の喘息発症と強い関連があります。 出典:Binns et al., 2022
このリスクは、感染時の年齢や他のウイルスとの共感染など要因によっても変わるようです。
感染による過剰な免疫が関係しているようです
RSV感染後に起こる炎症反応も、喘息の悪化に大きな影響を与えます。特に好酸球という白血球が増えることで、アレルギー反応が強くなることが示されています 出典:Zhang et al., 2022
さらに、喘息患者では、RSV感染による気道上皮の反応が低下していることが観察されています。これは、特にゴブレット細胞や多毛細胞におけるインターフェロン応答が弱いことが原因となるようです。 出典:Gay et al., 2023
院長コメント👨⚕
予防にはワクチンも出てきました!
RSV感染を防ぐことは、喘息の発症を防ぐ一つの鍵です。特に、小さなお子さんを持つご家庭では、適切な衛生管理が重要となります。パパもママも、お兄ちゃんお姉ちゃんも、おうちに帰ったら手洗いうがいをお願いします。
当院では🤰妊婦さんに打つことで赤ちゃんのRSウイルス予防になるアブリスボ®👶を導入しております。ぜひご検討ください。詳細ページ
健康を守るためには、ちょっとした気配りが大きな差を生みます。まるで、早めにタイヤを交換することで、大きな事故を未然に防ぐようなものです。皆さんも、RSV対策をしっかりして、大切なお子さんの健康を守りましょう。
当院はみなさんの子育てを全力で応援いたします!🍀