こんにちは!
今回は、パパ・ママが気になりやすい「赤ちゃんの長引く下痢」、特に「乳糖不耐症」が関係しているかもしれないといわれたときに、心配しすぎなくても大丈夫!ということを元気にお伝えしていきます。

■ まずは研究から分かっていること
- 赤ちゃんの下痢、乳糖が原因のことも意外と多い!
生後6か月未満の赤ちゃんでは、下痢が長引く場合に乳糖不耐症の可能性があることがわかっています。特に体重が少なかったり、脱水症状が出ているときに多いんです(Moreira & Fagundes-neto, 1997)。 - 乳糖を避けると、ほとんどの子は回復!
「乳糖不耐症」と聞くとドキッとするかもしれませんが、実は一時的なものが多いです。乳糖を避けるだけで、すぐに元気を取り戻す子がたくさんいます(Sunshine & Kretchmer, 1964)。 - ミルクを変えるだけで元気に!
通常のミルクでは治らなかった赤ちゃんも、乳糖フリーミルクにするだけで改善するという報告も多いです。専門的なミルク(例:ノンラクト)なども効果が高いとされています(Lifshitz et al., 1990)。
■ おうちでできる安心ケア方法
- 乳糖フリーのミルクを使ってみよう!
一時的に普通のミルクをお休みして、「乳糖が入っていないミルク」に変えてみましょう。下痢が落ち着くか、すぐに分かります。 - ヨーグルトもいいかも?
発酵乳製品には乳糖が少ないので、おなかに優しい選択肢です。離乳食期のお子さんには一部取り入れても良いでしょう(ただし、アレルギーに注意!)。 - 焦らず、見守る心がいちばん!
乳糖不耐症は赤ちゃんの体がちょっとお疲れなだけ。腸内環境が整えば、また普通のミルクに戻せる子がほとんどです。
院長コメント👨⚕️
モーツァルトの曲、途中でググッと雰囲気が変わる“変調”がありますよね。
あれ、ちょっと不安になるけど、最後には美しい着地が待ってるんです。
赤ちゃんの下痢も同じ。
いつものリズムが崩れても、体がちゃんと調整してる証拠。乳糖不耐症なら、一時的に乳糖をお休みするだけで、すぐ落ち着くことが多いんです。
育児も「変調」はアリ。モーツァルトのように、ちゃんとハーモニーに戻りますよ。