夏休みです。受け忘れているワクチンはありませんか?(就学前編)
こんにちは!
夏休みに入りましたね!子どもたちは元気いっぱい、プールに行ったり、かき氷食べたり、虫取りしたり…。とにかく楽しい季節。でも、ちょっとだけ立ち止まって、思い出してみてください。

お子さんのワクチン、受け忘れていませんか?
特に、就学前のワクチンは、意外と忘れがちなんです!

小学校に入る前に打つべきワクチンとは?
保育園・幼稚園の年長さんになると、ランドセルの準備などで気持ちが先走りがち。でも、忘れちゃいけないのが、「小学校に入る前の予防接種」。
✅ MRワクチン(麻しん・風しん)2回目 ※定期接種
✅ 三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)+ポリオの追加接種 ※任意接種
この2つは、就学前の超重要ポイント。これを受けないまま小学校に行くと、感染症リスクがグッと上がってしまいます。実際、風しんは大人になってから感染して大変なことになるケースもありますし、百日せきは咳が止まらず寝られなくなる、なんてことも。
実は今、MRと三種混合が出荷調整中…
ここで心苦しいお知らせです。
現在、MRワクチンと三種混合ワクチンが出荷調整中となっており、当院では在庫が非常に少なくなっております。お問い合わせいただいても、すぐに接種のご案内が難しいことがございます。大変申し訳ございません。
ただし、今後の入荷情報が入り次第、できるだけ早くご案内いたしますので、受け忘れのチェックだけでも、今のうちにしておいてください!
また、母子手帳のワクチンページを見て「これ受けたっけ?」と気になる方は、気軽にご相談くださいね。
院長コメント👨⚕️
歴史に学ぶ「備えあれば憂いなし」
昔の話になりますが、”江戸時代の火消し「め組」”をご存知ですか?
火事と喧嘩は江戸の華なんて言われた時代に、彼らは火事が起きてから慌てるのではなく、日ごろから木造の建物の構造や風向きを把握し、「備え」に命をかけていたんです。
ワクチンも同じです。「病気が流行ってから」では遅い。先手必勝の気持ちで、準備しておくことが何より大事なんですね。
それにしても、火事に水、風邪にワクチン。世の中って、意外と単純な理屈で回ってるものです。
まだ夏は始まったばかり!この機会にワクチンのチェック、ぜひしてみてくださいね!