こんにちは🍀
今回は、流行中の【手足口病とヘルパンギーナ】についてです👨⚕️🩺
手足口病とヘルパンギーナは、子供によく見られるウイルス感染症です。ふたつとも親戚のような似たウイルスです(厳密には別)。口の中に小さなみずぶくれができることが特徴的で、プラスで手足に出ると手足口病となり、なければヘルパンギーナとなります。
☀️夏風邪の代表選手☀️であり、対症療法で自然に良くなることが多いです。過度に心配しすぎる必要はないものですのでご安心ください。
熱が下がり、食事がある程度取れるようになれば登園登校が可能です(ぶつぶつがあってもOK)。登園許可証は不要な感染症ですが、必要であれば当院はいつでも発行しますのでご安心ください。🏥
手足口病とは?
主に手のひら、足の裏、口の中に小さな水ぶくれや発疹が現れます。通常、夏から秋にかけて流行します。
症状
・手や足、口の中に小さな水ぶくれ
・発熱(軽い場合が多い)
・口の中の痛み(食事がしづらくなることも)
治療
特効薬はなく、症状を和らげるための対症療法が主です。十分な水分補給と休息が大切です。
登園の目安
子供が元気になり、発熱がなくなり、食事が普通に取れるようになったら登園可能です。水ぶくれがかさぶたになるまで待つ必要はありません。
ヘルパンギーナとは?
ヘルパンギーナは、手足口病と同様に夏によく見られる子供のウイルス感染症です。主に口の中に水ぶくれや潰瘍ができ、高熱を伴います。
症状
・突然の高熱(39度以上になることも)
・口の中の痛みや潰瘍
・食事や飲み物が飲みにくい
治療
特効薬はありませんが、症状を和らげるための対症療法が主です。十分な水分補給と休息が必要です。
登園の目安
子供の熱が下がり、口の痛みが軽くなって普通に食事ができるようになれば登園可能です。
👨⚕️院長コメント
どちらの感染も高熱とノドの痛みで、食事水分を取りたがらない子が多くなります。ポイントは解熱鎮痛薬(カロナールや座薬)を使いながら、好きな食べ物から取ることです。ジュースやアイスクリーム、ゼリーでもかまいません。またお子さんが早く元気になるように、しっかりと休ませてあげてください。当院で出来るサポートは全力で行っていきます。気楽にご相談および受診ください。