ゲップが不要なくらいうまく飲める子もいるので安心してください
赤ちゃんの哺乳後のゲップについては、多くの親が「必ずやらないとダメなのでは?」と心配するテーマです。しかし、研究からわかっていることを見てみると、実際にはゲップが赤ちゃんにとって必須ではない場合もあることが示唆されています。

1. 研究からわかるゲップの効果
- ゲップがコリック(疝痛)や吐き戻しに及ぼす影響は限定的
- ある研究では、ゲップを促した場合と促さない場合でコリックの発生率に有意差がなく、むしろゲップを促した場合に吐き戻しの頻度が増加したことが報告されています (Kaur et al., 2015)。
- ゲップの方法や姿勢が吐き戻しに影響を与える可能性
- 別の研究では、赤ちゃんを座らせる方法がゲップをより早く出させ、吐き戻しの頻度を減らすかもしれないと示唆しています (Björnsson, 2023)。
2. ゲップをしなくても問題ない場合
- 飲み方の違いが関係
- 赤ちゃんが哺乳瓶やおっぱいから飲むときに空気をほとんど飲み込まなければ、ゲップが出ないこともよくあります。この場合、特にゲップを促す必要はありません。
- 体勢の工夫
- 食後に赤ちゃんをまっすぐ抱き上げてあげるだけでも十分なことがあります。これにより、自然と体内の空気が抜ける場合があります。
院長コメント👨⚕️
赤ちゃんのゲップに関して心配しすぎないでください。実は、ゲップを必ずしもさせなくても、赤ちゃん自身がうまく調整していることも多いのです。たとえば、バッハが作曲した「ゴールドベルク変奏曲」は、不眠症のために書かれたとされるエピソードがありますが、同じ曲が人によってはリラックスのためだったり、集中力アップだったり、目的が違うことも。赤ちゃんも同じで、ゲップを出すかどうかはそれぞれの「小さな調整術」なのです。
安心して赤ちゃんのペースに任せましょう。もし吐き戻しや不機嫌が続く場合には、専門医に相談するのが良い選択です!